
どこから購入したのか?
ニュースによれば、これらの9名については購入を促す勧誘メールがきっかけとなり、不正なB-CASカードを購入したとのこと。そう言われれば、SPAMまがいというより、まぎれもないSPAMメールで、そのような宣伝を受け取ったことがたびたびあるし、そのようなメールがくるという相談もよく聞く。
どんなカードなのか?
違法カードは、それぞれ「CYBER-CAS」「BLACK-CAS」「暗号解読版B-CAS」といった怪しい名称で販売されている。おおよそ1枚あたり2万円後半程度の価格にて販売されているという。違法ではあるが、これらのSPAMが送信されつづけているということは、なかなか警察も摘発に手を焼いているようだ。
最近の事例は?
最近では、これらの不正なB-CASカードの販売履歴が漏洩又は、販売されたのか、購入者を脅して金銭を要求するような事例もでてきているという。過去には詐欺にあった人に対して、失ったお金を取り戻すという名目でさらにお金をむしり取ろうとするような事例に似てはいるが、こちらは脅迫していることが、さらに悪質だといえる。
警察により家宅捜索をうけた方によると、何度も警察による聴取を受けて、大変な状況になるという情報もあります。販売業者が捕まった場合等に、その販売履歴から購入者も逮捕されるということから、このような怪しい代物には、手を出さないことが重要と言えるだろう。