2013年12月14日
siori.png

パスワードが分からなくなったWindowsのPCに、ログオンする方法


wrong_password.jpg PCの台数が増えとパスワードが分からないというトラブルがよく発生するようになる。管理者パスワードが分かれば、パスワードを改めて設定できるが、それも分からない場合、ファイルは他のPCでディスクをマウントして復旧できても、システムとしては利用できなくなることがある。



 だが、Windows7や、Windows8及び、Windows8.1については、管理者権限をもつユーザのパスワードが全て分からない場合も、改めてOSにログインできるように、改めて管理者パスワードを設定することが可能である。但し、これについては最後の手段であり、利用者の許可無く行うことは犯罪となるので注意が必要だ。

 手順としては、Windowsのログオン画面の左下にある「コンピュータの簡単操作」アイコンをクリックした際に起動されるプログラムを差し替えることにより、ログオンしなくてもプログラムを実行することが可能になることを利用することになる。

作業手順


@対象のPCにおいて、CDROMやDVDのOSインストールディスクで起動するか、他のOSから対象となるOSのディスクをマウントする。
Aインストールディスクで起動した場合には、「Windowsのインストール」が開いたら「Shift + F10」キーにて、コマンドプロンプトを呼び出す。
Bシステムドライブにある、utilman.exeを別名にリネームする。(Dドライブの場合には、D:\Windows\System32\utilman.exeに存在する)
コマンド例: 
 cd D:\Windows\System32
 ren utilman.exe utilman.bak
Cファイルをコマンドプロンプトに上書きする。
 copy cmd.exe Utilman.exe
D改めて対象PCにてインストールディスクを取り出し又は、ディスクを接続して起動する。
Eログオン画面にて「コンピュータの簡単操作」アイコンをクリックして、コマンドプロンプトを起動する。
F存在するユーザを確認する。
 cd C:\Windows\System32
 net user
Gパスワードを再設定する。
 net user ユーザ名 パスワード

なお、Windows8の場合には、マイクロソフトアカウント利用時は、上記でパスワード変更はできないのでWebからパスワードをリセットする必要があるとのこと。利用していない場合にも、以下のコマンドでAdministratorアカウントを有効化した上で、上記と同じ方法でパスワードを設定しログインする必要がある。

 net user Administrator /active:yes

もちろん設定後は、改めて上記と同様の方法にてutilman.exeを書き戻しておく必要がある。

 管理者としてはユーザに泣きつかれた時に便利な手法とはいえ、このようなことができる設計になっていることは、セキュリティ上問題だと言わざるを得ません。外部に持ち出すPCのハードディスク暗号化はかなり浸透してきているといえますが、このようなことが可能ならば持ち出さなくてもディスクを暗号化しないと心配になってしまいますね。参考として記載しましたが、改めて悪用しないように注意してしください。なお、本件の手順については、コメントしません。


posted by なおゆみ at 23:30 | Comment(0) | Windows | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。