
署名付のデバイスドライバーを入手するためには、基本的にはそのソフトウエア、デバイスの開発元が公開してくれるのを待つしかないが、テストモードを利用することにより、これを無視してインストールすることが可能となる。この操作は、基本的にはWindows8/8.1の場合と同じ操作となる。
1. セキュアブートを無効化する(GPTインストールの場合)
高速スタートアップを無効にし、UEFIから「OS Type」を「Other OS」に変更する。
2. OSをテストモードにする
管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、
bcdedit /set TESTSIGNING ON
(戻す場合は、bcdedit /set TESTSIGNING OFF)
3.「ドライバ署名の強制」を無効化する
「Shift + 再起動」を選択して「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップの設定」→「再起動」を選択、再起動後に「7)ドライバー署名の強制を無効にする」を選択。
4. スマートスクリーンを無効とする
コントロールパネル→「セキュリティとメンテナンス」→「WindowsSmartScreen 設定の変更」→「何もしない(Windows SmartScreeen を無効にする)」
これらを実施することで、署名なしドライバーがインストール可能となります。
なお、この設定はセキュリティ上は弱くなりますので、あくまでもベンダーが正規に新たなドライバーを提供するまでの暫定対応にとどめるのがよいかと思います。